流行のヒロビちゃん
今期最も流行っているヒーロービートについて書きたいと思います。
このデッキは「光ハイビート」「光デュアル」「ヒーロービート」など多数の呼び名前が存在することでも知られています。
このデッキの強みは、
- 安定した高打点での高速ビートダウン
採用されるモンスターは《魂を削る死霊》《オネスト》《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》《Ｅ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオス》《ライオウ》《クルセイダー・オブ・エンディミオン》《サイバー・ドラゴン》
などのカード群です。
僕が一番綺麗だと思う構築は14:14:12の形です。
一見、魔法罠が多いようにも見えますが《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》の存在によりモンスターの供給も問題なく行うことができます。
今でこそ3枚固定で落ち着いている《ミラクルフュージョン》ですが、昔は意見が割れることが多い枠でした。
墓地からの除外を除けば何の損失もなく《E･HERO The シャイニング》という2900以上の打点が即座に容易できます。
且つ無事召喚に成功させればアドバンテージすら生み出します。
現環境では圧倒的カードパワーゆえ多少の事故に目を瞑っても3枚投入は必須と言えるでしょう。
- 各種優秀な除去
《デュアルスパーク》《地砕き》《次元幽閉》《王宮の弾圧》などというハイスペックな除去カード群を取り揃えておりその中でも《デュアルスパーク》が非常に優秀で相手の除去に対しアドバンテージを取れるほか新ルール適用により更にパワーアップしたと言えます。
他にもこのデッキには《スキルドレイン》をムリなく投入できたり、デブリ植物を組み込むことで《氷結界の龍 グングニール》《ブラックローズ・ドラゴン》をおりまぜ戦うことも可能です。
昔からあるこのデッキですが、結果を出し切れていない理由は安定してかみ合っているカードを引き入れられないことや《スノーマンイーター》という一定数の確定枠が搭載されているところが1番の問題だと思います。
また最近よく見かけるメイン《王宮のお触れ》これが本当に厳しくデッキの性質上サイクロンを入れづらいので罠が多い構築だとどうしても勝ちきれません。
デブリHEROもいい案ではありますが、どうしても初見殺しにしか見えません。
なにか1つ軸をずらして戦う方法が出てきたら更に強くなるでしょう。
